茶の湯をたのしむ
「利 休 百 首」
利休百首とは わび茶の完成者千利休が和歌の形式で茶の精神:点前作法などを百首に纏めたものです。特に1〜5番は「一般心得」が記されており現代社会にも相通じます
@ その道に入らむと思ふ心こそ 我身ながらの師匠なりけれ
A ならひつつ見てこそ習へ習はずによしあしいふは愚なりけり
B こころざし深き人にはいくたびもあはれみ深く奥ぞ教ふる
C はぢをすて人に物とひ習ふべし是ぞ上手の基なりける
D 上手にはすきと器用と功績むとこの三つそろふ人ぞ能くしる
M 稽古とは一より習ひ十を知り十よりかへるもとのその一
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